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社長息子は受付嬢を愛慕う(仮)
第7章 女子トーク(仮)

週明け月曜日。

「…………」

結論から先に言うと、私が目覚めた時、巽さんは既に部屋のどこにも居なかった。
……まるで本当の幻だったように。

私といえば、あんな体勢や経験をしたことがないせいで、体中が痛くて暫く起きれない始末。
でもカーテンの隙間から見える朝日に後押しされるように起き、始めに巽さんが開いた扉……シャワールームを使ってから、もう一つの扉、要するに出入り口から外に出た。

出て驚いたよ。
そこはあの創作料理店からさほど離れていない、普通のホテルだったんだから。
ビジネスホテルであんな……考えただけで、隣に聞こえていなかったの、みたいな不安が急に押し寄せたくらいには焦った。

場所的には知っている範囲なので、後は何事もなく家に帰り、呆けた休日を挟んで月曜日。
まだ実体験とは思えない感じを抱えたままの出勤。
社内に入った途端、それどころではなくなったけど。

「奏多ぁぁぁー!!」
「朝陽!?」

女子更衣室に大声と共に飛び込んで来た朝陽。これは驚くでしょう?

「なにもなかった!?
三科さんから、途中から奏多が居なかったと聞いて、私心配で心配で……」
「あ、うん。心配させてゴメン。飲みすぎて具合が悪くなってしまい、先に帰ったのよ」
「よ、良かったわー。
もしかしたら、私が先抜けしたせいでって、凄く焦ったの」
「三科さんが離れてくれなかった以外、なにもないよ」
「え、離れてくれなかったの?」
「まぁ……うん」

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