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私を抱いて…離さないで
第1章 初恋の人


『……何してんだ! 止めろ!』

私に取り囲んだ女子高生集団に、果敢にも食ってかかったのは───祐輔くん、ただ一人だけ。

『……ハァ? 何コイツ』
『ああ、……帰宅組の奴じゃん』
『うっざ』
『行こ』

女子高生集団が掃けた後、落ちた写真の屑を、祐輔くんがひとつひとつ拾ってくれる。

『……これ、少しの間、俺に預けてよ。
絶対、綺麗に直すから』

拾いながら、真剣な顔でそう言われる。

『………うん』

ありがとう……



ザァ──ッ、

壁に背中を付けたまま、ズルズル……と崩れる。しゃがみ込み、背を丸めて頭を垂れる私に、容赦なく大粒の雨が打ちつける。

……もう、涙さえ……出ない……

ビリビリに破られた写真。
人伝に返ってきたそれは……決して綺麗じゃない、ツギハギだらけの寄れた写真だった……


一度壊された心はもう、元には戻らない。

戻らないんだよ、……祐輔くん……




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