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第8章 第８話

「あやね…あやね…ごめんね…ごめんね…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「あやね…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…なんなのよママは一体…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…アタシとあかねにあやまったからと言うて許してもらえると想っているのかしら!!…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「あやね…それじゃあママはどうしたら許してもらえるのよ…ねえあやね…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…ママが勝手なことをしたことが原因で…アタシとあかねとパパがどんな想いをしたのか分かっているのかしら!!」
「あやね…」
「ママが家出をした後に、アタシとあかねは継母からきついイビりを受けたのよ!!アタシとあかねはあやみからきついイビりを受けて、あやのからもグロウされたのよ!!アタシとあかねはその事が今でも悔しいのよ!!」

あやねの言葉を聞いた実母は、ますますもうしわけない表情になっていましたが、返す言葉がありませんでしたので、困り果てていました。

あやねは、なおもくすんくすんと泣きながら実母に対してより強い不満をぶち曲げていました。