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第9章 先生の自宅で

「優しく触ってね。有田君」
　ボディソープの泡で塗れた手で、下から丸みを掴む。思っている以上に、乳肉は柔らかく、それでいて迫力のある大きさだ。指が深く沈み込み、美しいバストの形が、歪んでしまった。
「有田君、いきなり揉んじゃ駄目よ。最初は、優しく撫でるの。さぁ、撫でてみて」
「す、すみません。じゃあ撫でます」
　和義は慌てて手を引っ込めた。
　しかし、直ぐにもう一度手を伸ばし、今度は優しく乳房に触れた。そして、ゆっくりと円を描くように優しく撫でまわしていく。横乳から優しく乳肌を撫でていく。撫でるだけでも、乳肉の柔らかさは十分に伝わってくるのだ。
（こ、これが、先生のおっぱい。素敵すぎる）
　思わず感動してしまう和義。同時に、この乳房をもっと堪能したくなっていく。
　あまり、現実感が湧かないが、今確かに自分は美香子の乳房に触れている。柔らかな女体の感触は、どう考えても本物なのである。そして、その触り心地に、身も心も昂っていく。
　乳房を撫で回す手が、次第にいやらしさを帯びていく。少しずつ、動きも忙しなくなり、滑った指の先端が、プクっと膨らんだ蕾に触れてしまった。
「あん、そこは駄目よ。感じちゃうから」
「先生は乳首が感じるんですか」
「そう。だから、あんまり弄らないで」
「そう言われると、弄りたくなってしまいます。少しでいいですから、弄らせてください」
　必死に懇願する和義。
　彼の必死さを美香子も汲み取り、少しだけ乳首に触れることを許した。
　手指の動きは止まらない。何度も硬くなる乳首に触れて、美香子を気持ちよくさせていく。次第に、美香子の口から甘い声が漏れるようになる。
「あぁ、気持ちいいわ。有田君って意外と胸を触るのが上手いのね」
「あ、ありがとうございます。先生の身体、本当に魅力的です」
「私なんて、有田君から見たら、もうおばさんでしょう」
「そんなことないです。先生は、素晴らしい身体をしています。おばさんじゃないですよ」
「うふふ、ありがとう。嬉しいわ」
　教え子に褒められて、満更でもない笑みを浮かべる美香子。