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微妙なお年頃
第3章 ああ、鋭き女子友よ
そんなコズエに、観察力鋭い雅代が一言。
「なんか、気配がするわね」
「え?気配って、なんの?」
鼻の利く雅代の言葉がコズエの心臓をビクつかせる。
「もしかして…浮気、なんかしてたりして。あ、考え過ぎ?」
一瞬、心臓が止まった気がした。なんて鋭いんだろうこの女。
だがここで調子に乗ってポロリしてしまうわけにはいかない、絶対に。
「何バカなこと言ってんのよ、そんなのできれば私だってしてみたいわよぉ。
でーも!50超えた中年を相手にしてくれる若い男なんてどこ探したらいるのよぉ」
へらへらと笑って見せたコズエだったが、
その笑いの奥底にある真実を探しあてたような雅代の目つきに頬がひくついた。
「別に年下とは言ってないけど?同年代や年上だって、浮気はできるわよ?
まさか…相手は年下なんじゃないの?」
「なんか、気配がするわね」
「え?気配って、なんの?」
鼻の利く雅代の言葉がコズエの心臓をビクつかせる。
「もしかして…浮気、なんかしてたりして。あ、考え過ぎ?」
一瞬、心臓が止まった気がした。なんて鋭いんだろうこの女。
だがここで調子に乗ってポロリしてしまうわけにはいかない、絶対に。
「何バカなこと言ってんのよ、そんなのできれば私だってしてみたいわよぉ。
でーも!50超えた中年を相手にしてくれる若い男なんてどこ探したらいるのよぉ」
へらへらと笑って見せたコズエだったが、
その笑いの奥底にある真実を探しあてたような雅代の目つきに頬がひくついた。
「別に年下とは言ってないけど?同年代や年上だって、浮気はできるわよ?
まさか…相手は年下なんじゃないの?」

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