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俺の(ボクの)可愛いお姫様・・・SS
第3章 秀俊side


父さん…俺、頑張るからなっ!!
ハーッ…しかし、瞼が重たいなー…

ピクッ…ピクッ…

「嘘…ヒデッ!…わかる?私の事わかる?ウッ…ウッ…」
「秀!秀ーっ!! 先生呼んで来る… 」

「あっ・・・あ・・・やっ・・・」
「うん…うんっ…私はここにいるよ! ヒデ、もう
大丈夫…大丈夫だからね!」

あー、俺達、本当に助かったんだ。

「よか・・・った・・・あやっ・・・」

出来る限りの力で、彩の手を握った。
彩、生きてるんだよな・・・
俺達、生きてるんだよな・・・
よかった・・・

父さん・・・俺、どうにか無事、こっちの世界に戻れ
たみたいだよ。
ほんの少しだけだったけど、話せてよかったよ・・・
これからも、俺達の事・・・
まっ、一番は母さんだろうけどなっ フフッ
見守ってくれよな!

父さん・・・本当に、ありがとうな!



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