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第3章 秀俊side

「だからさ、俺も最後に父さんに言ったんだ・・・
母さんにはちゃんと伝えるから・・・

”再婚するな！”・・・って、父さん言ってたって

父さん、ヤベッ・・・バレてるって顔してたよ
本当、素直じゃないんだから。

父さんに、強がんな！って言ったらさ・・・
母さんの事、あいつはいつまでも、何才になっても
おばあちゃんになっても、いい女なんだよ！って
嬉しそうに俺に言いながら笑ってたよ・・・
俺の女だってさ・・・今でも母さん、ずっと愛されて
るんだな。」

「俊明…うーっ…私も…ﾋｯｸ…会いたい…あなたに…
会いたいよ…うっ…うっ…」

「母さん・・・ねぇ、母さん・・・
俺、彩と結婚したいんだ・・・いいかな・・・」

「バカッ…そんなのいいに決まってるでしょ！
唯達は？ちゃんと挨拶はしたんでしょうね？！」

「イヤッ、まだ・・・」

「ハーッ…あんた、何やってんの？
さっさと、やる事しなさい！　本当、そんな所は
俊明に似てるわ…」

「・・・ﾊﾊﾊｯ」