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第3章 閉園したプールにて…

家を出発してから20分後のことであった…

みうちゃんを抱っこしているアタシは、ランジェリーバックを持って、近くの公園の森林の道を歩いていた…

そばの草むらから、こおろぎやくつわむしやまつむしの淫らな鳴き声が聞こえている…


そして、アタシとみうちゃんは閉園して廃墟になっているプールにたどり着いた…

プールの入り口のドアロックが壊れていた…

しかし、立ち入り禁止の看板がついていた…

アタシとみうちゃんは、そんなことはおかまいなくプールの中に忍び込んだ…