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華ヶ丘高校 淫交コース♪
第18章 ラブホテル
ボーリングが終わりました。

ボーリング場の近くのハンバーガー店で、ランチを食べる空太くんと私。

「空太くんはなぜ、淫交コースに来たの?」
以前から気になっていたことを、私は空太くんに尋ねます。

淫交コースの男子たちは、ケンちゃんとか武彦くんとか、性欲を露わにして、ぐいぐい押してくるようなタイプばかりです。

その中に、ひとりだけ大人しい空太くんが混じっているのです。

「自分を変えたかったからかな? ケンちゃんとか武彦くんみたいな積極的な人間に。 淫交コースって、肉食系の集まりみたいなところだから。 でも、結局はまだ、全く僕は変われていないよ」
空太くんはため息混じりに答えます。

「ケンちゃんや武彦くんみたいな、性欲が服を着て歩いてるような変態にはならなくっていいわよ。 空太くんは今のままで素敵だよ」
私は空太くんを励まします。

本当は、ちょっとだけでもいいから肉食系になって、ちゃんと私の処女を奪って欲しいのですが…。
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