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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第22章 運命のネタ見せの日
いよいよ本日、授業終わりに1階の1番広い教室で部長達にネタを見せる。

この1階の01教室でサークルのお笑いライブもやっている。
ネタ見せとは言え、本番と同じような状態なのだ。

朝イチの授業から大学にいたがもう上の空だった。

練習は何度もしたが不安で菊池君は授業中なのにネタを書いた紙を何度も読みながら確認していた。

もうお互い笑いとか間とかよりとにかくネタを忘れたりしないようただそれだけを意識している。

お互いに昼食を食いに学食に行って「天ぷらそば」を頼んで口に入れたが極限の緊張状態になっていて味なんて全くしない。

軽く腹に入れて「練習しよう。」と言って学食の裏でストップウォッチを再度使いネタ時間や中身の確認をした。

いつもなら話し掛けてくる陽子も俺等の気持ちを察してくれてるようで声を掛けてこない。

午後の授業が終わり、お互いに小便をしっかり出し切って「まあ、やるだけやろう。」と言って握手をし、01教室に向かった。

01教室も授業が終わり、広い教室内にいるのは自分たちだけ。

「もう1回だけ練習しよう!」と言って最後のネタ合わせができた。

「時間も問題ないし、内容とかよりやり切れるかどうかじゃないかな?」と菊池君が震えた声で必死に俺を励ます。

緊張からか喉はカラカラで先程買っておいたペットボトルの水をお互いにグビグビと飲んだ。

そうこうしていると「おい!ちゃんと練習したのか?」と部長が言いながら教室に入ってきた。

「あ!おはようございます!練習しました!」と元気よく挨拶をした。

「おう!元気か?」と副部長と中西先輩も入って御揃いの
「おぅ!おつかれ!こいつらちゃんと練習やったそうだぞ。」

「それはまあ当たり前だけどな。もうすぐ出来るか?」

「はっ!はい・・・あの衣装用意したんでジャケット着ますんでちょっと待っててください。」と言ってお互いカバンから御そろいのジャケットを取り出し、サっと羽織る。

「おおっ!お前等衣装用意したのか?」と部長の反応は良い。

「まあ、大切なのは衣装よりもネタだけどな・・・」と中西先輩は厳しい目で自分たちを見ている。

「失礼しま~す!」と陽子まで教室に入ってきた。

「おおっ!大野ちゃん心配で観に来たの?」と副部長はニヤニヤしながら冷やかし気味に聞いてくる。

「ええっ・・・ま・・・そうです。」




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