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第1章 いとこの娘

その日は、急な自然災害があったので、親戚一同が珍しく集まった。

しかし、僕（２６歳独身）はそうでもなかったが、僕の両親は嫌な顔。
そう、両親は、親戚とうまくいっていなかった。顔を合わせると、ののしり合いになる。原因は、よく分からない。

この親戚との仲たがいのおかげで、僕は中１（１２歳）のころ、失恋したことがある。
相手は、当時２９歳だった従姉（年上の女子のいとこ）。だいぶ年が離れていたが、僕は真剣だった。彼女も、僕にいろいろとエロの手ほどきをしてくれて、僕は、将来彼女と結婚したいと思っていた。彼女もそのつもりだった。
しかし、彼女の親と両親は、非常に仲が悪かった。
さらに＜血が濃すぎる＞という理由で、猛反対された。

それから１４、５年が、経っていた。
彼女には、夫と子供がいた。子供は女子で、今年１１歳、小５。名前は、ミナという。