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ありがとう、先生
第1章 一


「幸次郎さん……」

「気持ち良いの?」

「うん……」

中を貫かれながら質問されると、吐息と一緒に答える。

ソファは揺れ、軋み、

「良かった。俺もだよ」

また幸次郎さんが私の額へキスすると、快楽を感じながら私の心は暖かくなった。


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