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親愛なるご主人さま
第10章 待ちわびた聖夜

 その日が訪れた。

 菜穂子は朝からワクワクとして落ち着かず、嵌められた黒いT字型の貞操帯の下は蒸れて濡れ、マゾ牝の匂いと共に愛液が内股に伝わって膝をモジモジとすり合わせていた。興奮と期待に頬をピンク色染めて、あと数時間で屋敷に到着するであろうご主人様“S”を胸ときめかせながら待った。
 菜穂子の腰の黒い貞操帯は“S“が発案して圭吾が設計したものだ。開ける鍵は既にエージェントX社を経由して数日前に“S”の元に届けられている。

(ああぁ・・ご主人様に早く・・・いらして・・鍵を開けてもらい、貞操帯を外されて、前も後ろもめちゃくちゃに犯してほしい・・・)

 菜穂子の頭の中はその思いが駆け巡っていて、体の奥から蕩けるような悦楽が湧き上がってくる。

「ご主人様が到着したら引き渡す前に、今夜お集りのお客様の前で浣腸オナニーショーをしてもらうからね。もちろんご主人様も合意済みよ。ウフフ・・」

「ぁああ。いやん、オナニーショーだけならまだしも・・・お客様に見られながらお浣腸だなんて・・・」

 玲子の言葉を聞き、菜穂子は居ても立っても居られないフラフラな状態になった。ただでさえ貞操帯の裏側のディルドが菜穂子のアナルに挿入され、包皮を取り除かれた剥き出しのクリトリスにも親指大の突起物が当たっている。ピアスリングも捩れてラビアを責め、Tバックのなめし皮の膨れた部分がアナルゾーンにグイグイと食い込むのであった。春にこの屋敷に来てから貞操帯はオナニー防止がその役目であったが、菜穂子にとっては今やオナニー防止より誘発の道具になっていた。
 玲子はこの日、菜穂子を貞操帯と首輪だけといういつものマゾ奴隷姿にするのではなく、黒地に純白のレースが付いたミニスカートのメイド服を着せた。頭にはメイド服とセットになった髪飾りを乗せ、両足にはリボンが付いた白いガーターストッキングも穿かせた。

「似合うわね。夜のパーティ開始まではこれを着て普通にメイドとして働いてもらうよ。お客様が沢山いらっしゃるから結構忙しいわよ」




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