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本日も中出し日和
第9章 ラブホにて
「まだ勃ってるわ」



 無駄に広い湯船で、暖かいお湯に浸かり、ダンナが自分のちんちんを触りながら、しみじみと呟いた。
 退室までの残り時間はあと30分ってとこだろう。



「もう一回する?」

「いや…我慢する。帰ってからメシ作らなあかんし、余力残しとくわ」

「あー、さっきの約束守ってくれるん?」

「無理さしたからな」

「優しいやん」

「あと10年したら、こんなに勃たんくなるんかなぁ」

「さぁ、どうやろ」

「俺がいつか勃たんくなっても、浮気せんとってな?」

   

 いかつい顔して、たまに、モーレツに可愛いことを言う男である。



「勃たんくなったら、舐めてイカしてや?」


 ダンナに抱き着いてそう言うと、ダンナは上を向いてハハハと笑った。




 風呂から上がって服を着て、化粧を直す。
 その間、ダンナは煙草を吸いながらテレビを観ていた。



 ホテルから出ると、学童のお迎えまであと1時間という時刻だった。
 助手席でシートベルトを締めながら、ダンナに言う。


「私買い物行くから、ダンナ君お迎え行ったってや」

「おー、ええよ」

「たこ焼きやったら、タコとネギ買うてきたらええかな?天かすと紅生姜あるから」

「こんにゃく忘れとる」

「あー、そうか」

「単3」

「なに?」

「今日はありがとう」



 車が発進する。
 ダンナは少し照れた顔で前を見てる。



「こちらこそ」



 ダンナの膝に手を置くと、ハンドルを握るのと逆の手で、私の手をぎゅっと握ってくれた。




「また、一緒に来よな?」




 ダンナが私のほうをチラリと見た。
 意地悪な顔だ。
 さっきのを思い出して、身体がジュンと熱くなる。




「うん」




 コクリと頷く。
 この人と結婚できて良かった。












 ラブホにて おしまい
 
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