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泥だらけのお姫様
第4章 本性はあまりに残酷で醜くて

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 次の日。優祐が会社へ。優希は学校へ。

 パジャマを脱ぎ、クローゼットの後ろにあるクリーニングされた、大人っぽい紺色の無地のタイトワンピースに黒いモフモフの上着を羽織る。首には、小さめのゴールドの月のネックレス。

 メイクは、大人可愛いデパコスのクリスマスコフレと春の新作で決め込んだ。黒色の一見すると裸眼のような盛れるカラコンもつけた。

「うん。大丈夫! 私は美しい。私は可愛い」

 鏡の前で呟く。女の子は、お洋服で、メイクで、いくらだって輝ける。それを私は知っている。だからこそ、ここまで生きていることができた。女はね、ここぞという時に乗り切る術を身に付けないと生きていけないのだ。

 有名ブランドの小さめのハンドバッグを持ち、いざ、出陣!!

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