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同性は何でも知っている
第8章 彼の家
宏は男に誘われ、クルマで彼の家に行った。古い屋敷だが、敷地面積が大きい。表札を見ると元木、と書いてある。
「祖父の家だったんだ。もう誰も住んでなくて、だから俺が貰った」
手動で門を開き、クルマを中に停める。再び門を閉めると、そこはもう小宇宙とも呼べる閉ざされた世界だ。あまり手入れのされてない、乱雑に伸びた庭木が隣近所から屋敷と庭を目隠ししている。
屋敷の玄関を開けると、左手に靴箱、右手に仕切りのある棚が見えた。
「この家に来たらな、ここで裸になってもらうんだ。もちろん俺も裸になる。裸族ってやつだな」
元木はそう言うと、さっさと服を脱ぎ出した。それを見て、宏も全裸になった。脱いだ衣類はひとまとめにして棚に入れた。
「何事もな、遊びが必要だと思うんだ」
と、ミチオと同じことを言う。
「この家ではな、お前は俺の奴隷。俺はご主人様、いいか」
宏は目を輝かせてうなずいた。大人しい性格の宏はMの気質がある。奴隷と言われ、身体がゾクゾクしてきた。
元木は棚の下からジャラジャラと何やら取り出した。
革の首輪、手枷、足枷。今はただ身に付けただけだが、チェーンが付けられるようになっている。
「さあ、中に入って」
宏は元木に続いて家の中に入った。
「まずは風呂だ。湯を沸かせ。何か言われたらハイと答えるんだぜ」

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