この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
借金のカタに妻を差し出しました 復讐編
第3章 傷跡
左脇は中学入学の時から話し始めた。

親の転勤で全く知らない学校へ入学し、色白で身体も小さい左脇はイジメの標的になるのに時間は要らなかった。
最初はシャーペン、画鋲だったが、五月を過ぎると服を脱がして、彫刻刀、カッターナイフと、エスカレートしていった。
イジメに参加したの、クラスだけでなく、同学年、上級生も加わっていった。
中間テストが終わった後、左脇の成績が一層イジメに拍車をかけた。
トイレで服を脱がされ、押さえつけられ、刺されるのが毎日の様になっていた。
イジメが終わったのは、いつもの様にトイレで、左脇の性器を刺し最後に大きく傷を付けたため、大量の出血でイジメをしていた全員が驚き逃げ出した。
左脇は、そのまま帰宅し出血で倒れた処を、帰宅した母親が救急車を呼んで、そのまま入院した。
そのまま、その中学校に行くことは無く、二学期からは離島の中学校へ一人で転校した。
最初の中学校では、イジメの事実は無かった事になっていた。
左脇の記憶では、和空は右肩に彫刻刀で刺したのと、トイレで押さえつける役割をしていた。

一通り話し終えた左脇は、最後に付け加える様に語った。
「私は、イジメた人間を恨んでなかりじゃなく、感謝もしてますよ、成功した今があるのは、転校したおかげですから。」
魅久は、最後の言葉を信じなかった。傷跡を見れば、感謝の気持ちがあるとは思えなかった。
「感謝を信じてもらえないようですが、魅久さんも感謝すると思いますよ。」
左脇は、笑みを浮かべながら、魅久の顎を掴み立ち上がる様に促した。

「それでは、はじめましょうか。」
左脇が顔を近づけると、魅久は顔を僅かに背けていた。
「いいですよ。キスは後に回しましょう。」
そのまま、強引に魅久を引き寄せ、両腕で抱き上げベッドルームへと歩いて行った。



/48ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ