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夫ではない「貴方」に抱かれる物語
第1章 温泉宿にて
煙るような霧雨が降る中、貴方に連れてこられたのは、竹林の中に建つ古民家風の旅館。

部屋付きの露天風呂にひとり入るよう、すすめられる。お湯からあがると、私の着ていた服も着替えの下着も消えていて、深紅の長襦袢と同じ色の口紅だけが置かれている。私はそれを身につけて唇に紅をひき、貴方の待つ座敷に戻る。

冷酒を酌み交わすうちに、貴方の腕にもたれかかってしまう私。それを合図に貴方は私の胸元に手を滑りこませ、覆うもののない乳房をゆっくりとまさぐる。。唇の紅は、冷酒とともに貴方の唇と舌に絡め取られてしまう。

貴方の指が乳首を捉え、私が声を抑えられなくなると、貴方は優しい愛撫を一転させ、いきなり襦袢の襟元をはだける。乳房をあらわにした私を、貴方はじっと見つめる。


「どうしてほしい?」
「ここ。。。噛んで。。。」
貴方はふっと笑うと、乳首を口に含み、ねっとりと舌でなぶり、時折それに歯を立てて私を哭かせる。

快感で、畳の上で身をよじる私を抱き起こし、障子で仕切られた窓際まで移動させると、貴方は障子を開け、窓を全開にして私を後ろ向きに立たせる。

霧雨に煙る竹林が視界に広がる中、貴方は、私の両手を窓のさんにつかせると、襦袢の裾をゆっくりたくしあげていく。「外だけじゃないね。ここも、こんなに濡れてる。拭かないとびしょびしょだ。」

貴方は私の両足を開かせ、お尻をつきださせると、私の雨漏りを舌でぬぐっていく。。「いくら拭いても、漏れてくるよ。きちんと塞がないと」。そして、私は後ろから、貴方に奥の奥まで貫かれる。塞がれても、後から後から水は溢れ出し、ついには決壊してしまう。。。
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