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今日もあの男がやってくる
第7章 その7
しかし起き上がって、なおを止めどもなく膣から流れ出てくる男が残したザーメンと、ベッドのシーツにべったりとつく無数の染みを目にした時、あの悪夢は夢ではない、現実だったんだと思い知らされ、私は泣き崩れました。そして、私は浴室へ駆け込み、シャワーで男の残した全てを洗い流しました。涙が止まりませんでした。30分はシャワーを使っていたと思います。浴室から出た時、時計の針は12時近くをさしていました。「そう言えば、今日は授業参観だったんだわ・・・」重い気持ちで、私はそうつぶやきました。ベッドルームに戻ると、そこにはあの男とのセックスの証がありました。私はベッドからシーツをはがし、新しいものに替えました。そして、窓を大きく開け、男の匂いを消し去りました。「つらいけど、学校へ行かなくっちゃ・・・」しかし、身支度のため鏡台にむかった私は、そこに映し出された自分の姿を観て愕然としました。首から乳房にかけて残る無数のキスマーク・・まさに男が私の肉体に残した消し去り様もない陵辱の証でした。