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ズルい男…それでも貴方のことが好きだから
第3章 私は…
食べたり、飲まなかったら死ねるのかな・・・
そんなことまで頭をよぎった

時計もテレビも何もない静かな部屋
どれだけの時間ボーッとしたり、考えていたのかわからない

玄関で物音がした
そして、この部屋に向かってる足音
和真だった

和真の両手には
食べ物や飲み物が
「コンビニの弁当でごめん
一緒に食べよう」

「食べたくない」

「夏希、食べないとダメだよ」

「わかってるけど・・・ 
助けてほしいの
私、壊れちゃう」

抱きしめてくれた
「俺も限界だよ
俺もお前を守りたいけど、あいつらが怖い
どうしたらお前を連れ出せるか考える
もう少しだけ時間がほしい」

「信じても良い?」

「信じてほしい」
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