この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
スカーレット オーク
第54章 54 セレナーデで夕飯を
「ワインおかわりしない?」
「いえ。もう。独りで飲むのも」
「そう。じゃ帰ったら一緒に飲もうか」
「はい」

 食事もほとんど済み、最後の客が去った時に和夫と小夜子がやってきた。

「緋紗ちゃんいっぱい食べた?あんまり飲まないじゃない」
「ごちそうさまです。もうおなか一杯です。とっても美味しかったです」
「そう。よかった。明日もくる?」
「いや。今夜くらいの予定だったから」
「えー。もう一回くらい来なさいよ」
「うーん」

 小夜子と直樹は相変わらず似た者同士のような仲がいいんだか悪いんだかわからない関係だ。
和夫が緋紗に、「相変わらずだろ?二人とも」 とこっそり言う。

「似てないような似てるようなですよね」
「女王様と王様だからな。俺は家来だ」

 結局、緋紗が帰る前日に寄ることになった。
/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ