この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Backside storys
第2章 川嶋 晃佑
ダイニングのカウンターテーブルには、高さ10センチ以上ある高層ハンバーガーの乗った木のプレート。ポテトとコールスローもある。

ポテトとコールスローだけ見れば、オトコの料理より繊細。だけどこのハンバーガーは…昔流行った佐世保バーガーみたい。こりゃ朝飯じゃねぇや…
でも、せっかく作ってくれたんだし、ガッツリ動いてぐっすり寝たから、腹は減ってる。

意を決して両手で持ち、ガブッとかぶりついた。
めちゃくちゃ美味かった。

一個食ったらもう満腹。
ま、ブランチって言ってたし、昼飯も兼だなこりゃ…

コーヒーを飲み、エリが席を立った時、唇の端にケチャップが付いてたから、手招きして抱き寄せ、舐めとってやった。
でもそしたらもっとしたくなって、舌を滑り込ませる。
ずっとちゅくちゅくしてたらエリに怒られた。

行ってらっしゃい、とエリを見送って、シャワーを浴びる。
身体を拭いたタオルも洗濯機に放り込んで、洗濯機のスイッチを押した。

リビングのソファに移動して、コーヒーをもう一杯。
窓の外はいい天気で、暑くなりそうだ。
洗濯日和、だなー。なんて考えながら、窓を開けてベランダに出た。

周りも高層マンションばっかで、決して景観が良いわけではない、ごちゃっとした街並み。
でも、俺はこの街が好きだ。地元に帰る気はあんまりなくて、ココで、結婚して、コレからもこっちで暮らして行きたい。
そして、出来れば、その相手は、エリであって欲しいなー、なんて、思ってる。







/99ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ