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辛口の甘め
第8章 私の誕生日
「ありがとう。嬉しい…」

「あと、もう一個プレゼントがある」

思いもよらない言葉だった。

「ウソ、何?」

「今日だけは俺のこと、呼び捨てで呼んで良いよ。 誕生日だから特別な」

なるほど。 前は断られたもんな…


「呼ばないの?」

いきなりそう言われても、いざとなると照れくさい…

「ほら、呼べよ」

どんどん彼が迫ってくる。

「えっと… 亮磨…」

「良くできました」

甘いキスが降ってくる。

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