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過ち?それとも
第2章 私の過ち?
逝った私を抱きしめてくれた
「いつまでも、抱きしめていたい
離れたくない」

「私も・・・
でも、仕事が・・・」

「里佳子さん、僕の番号教えるから連絡ください」

「はい」

服を着た後、本当に教えてくれた
直ぐにかけ直し
「これが私の番号です」

これで十分だった
連絡取り合う手段ができたから

玄関で名残惜しそうにキスをする私たち
「今度の休みは逢えますか」

「はい 20日休みになってます
どこかに出かけても良いし・・・
それとも僕の部屋でゆっくり過ごしませんか?」

「祐輔さんと一緒にいられるなら・・・」

「色々、考えてみます」
爽やかな笑顔で仕事に戻った

一人になると自分のことがわからなくなった
浮気してしまったことへの後悔と祐輔さんがいない寂しさで
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