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第4章 離婚に向けて

旦那
俺もそうだったけど、きっと彼も里佳子に癒やされてるんだろうな
今更だけど里佳子をもっと大切にしておけば良かったと後悔してるよ

あいつ、俺を家に帰したくなくて毎日凄いんだよ。
電話やラインは当たり前、会いに行っても俺を責めるし・・・
今までは仕事と地位を失い、里佳子にバレるのが怖くて言いなりだったけど、もう失う物は何もないから自分の気持ち伝えるよ

私
昭博さんに今のこと相談されていたら、どうしてたのかな？
私、壊れて彼女と同じになってたかもしれないし

きっと彼女、本当に昭博さんのこと好きだったんだね
女は勘が良いんだから都合良く使われ、捨てられると感づいて、つなぎ止めるのに必死なんだと思う