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俺の幼なじみの恵方巻の食い方がエロすぎる!
第1章  

 ソファーの右側を向き、俺に背を向ける形で両手で恵方巻きを持ち、一言。
「食べるから、ちゃんと見ててね」
 鳴海は目を閉じ、太い恵方巻に、がぶり。
「あむ」
 あむって。口をおもいきり開けてかぶりつく鳴海。その姿はまるでリスだ。
 鳴海は男子高校生にしては小柄で、顔立ちが幼い。丸くて大きな目。小さな鼻。唇もちょっとぷっくりしていて角度によって女の子のようにも見える。
 口いっぱいに恵方巻を頬張る様子は、ハムスターを連想させたりもした。
 鳴海はなかなか恵方巻を口から離さない。そうか、三十分かけて食べなければいけないからか。早く食べろと言われるのも辛いが、時間をかけて食べなきゃならないのも大変だ。
 鳴海は頬張った状態のまま静止していた。喉が一度ごくりと鳴った。唾を飲み込んだような音だ。
 喉を反らしわずかに斜め上を向いて太いものを頬張る姿。俺は不意に、ある映像が脳内を流れた。
 それは、数日前にオカズに使ったネットのエロ動画だ。不倫もので、提示後のオフィスで上巨乳の女の子が床に膝を付き、ディスクに座った上司のそれを舐めるというシーンがある。
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