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感じさせて
第6章 1134号室
「シンくん・・・

シンくん?」




「・・んん・・」




「もう少し、寝てる?」




「・・・ん~・・起きる・・」




「寝ててもいいよ?」




「いやや・・起きる

・・・もったいない・・」



シンくん・・



「せっかく、うさちゃん
目の前におるのに
寝てるん、もったいない」



そう言って
シンくんは

私の胸元から
顔を上げた



「でもな・・・

めっちゃ


気持ち良かったぁ・・」



頬を緩めて
笑うシンくん



私まで
つられて


笑顔になってしまう



「毎日
こんなして
眠れたらえぇのにな・・・」




「そうね・・」




心の底から

そう思った



いつも

広いベットに一人



トオルと

愛し合っていた時は



夜中でも

朝でも



手をのばせば

トオルが隣に寝ていて



私が

カラダを寄せると




いつでも

抱きしめてくれていた



そんな幸せだった場所が



今では

一番悲しく

寂しい場所になってた






涙を流すことが多いのも




その場所だった







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