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感じさせて
第5章 携帯電話
夕方になり

シンくんに頼まれた

お弁当が仕上がると

シャワーをあびた





シャワールームの鏡に

カラダを映す




大きすぎず
小さすぎない
Cカップの胸


まだ、歳のわりには
色素の薄い乳首


やや細めなカラダに
脇腹のくびれ





ゆっくりと
脇腹に手をはわせる



キレイだと・・思う



でも



トオルはもう

3年も

このカラダに触れていない





見てもいない





いつか
このカラダが
崩れてしまう前に


見て欲しかった


触れて欲しかった






もう






誰にも

見られることのないまま




歳をとっていくと

思っていた





だから…

見て欲しかった




誰かに。
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