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感じさせて
第6章 1134号室
「うさちゃんは悪ない!」




「シンくん・・・」




「うさちゃんは悪ないよ・・」




「・・・ありがとう・・」






「うさちゃん?」





「なに・・・?」







「辛いなぁ・・

辛いやろ?

ずっと辛かったやろ?



寂しかったやろ?



かわいそうに・・・・」








「っうっ・・・うっ・・」





止まっていた涙が

また一気にあふれだした




止めどなく溢れる涙を

止められず

私は

少し声まで出しながら



シンくんの胸で



泣いてしまった









誰にも



誰にも言えなかった







辛い気持ちも



トオルとの不仲のことも



ずっとずっと



誰にも言えなかった








でも


シンくんには






知って欲しかった





そして





その傷を





舐めて欲しいと思った



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