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許嫁が多すぎる
第11章 四日目
一瞬愚を衝かれた表情を見せた天谷はすぐに翔太に詰め寄った。

「ど、どうなのっ、翔太っ!? あたしじゃなくてさくらを選ぶの!?」

涙目の天谷に翔太は言葉を詰まらせた。

「答える必要はありません、翔太様」

執事長はドキッとするくらいに冷たい声で場を制した。

「天谷様、貴女は失格されました。それだけです。翔太様の気持ちがどうとか、無関係です」

当たり前すぎる結論を、執事長はようやく口にした。

「そんなのっ……そんなのひどいよっ!! うぁあああっ……」

天谷は泣き崩れ、翔太の胸に顔を埋める。

翔太にしてやれるのはその頭を優しく撫でてやることくらいであった。

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