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第5章 第一脱落者

翔太は目隠しをしたままベッドに寝そべらされる。

誰がどの順番でやって来るかは全くのランダム。
一人二分間の持ち時間で代わる代わるフェラチオをしてくるというシステムだ。

翔太は射精しようがしまいが関係ない。
何度射精しても問題ないし、射精をしたしないは判断基準とは無関係であることを説明受けた。

不正がないように部屋にはメイドが残り、監視をされる。

ベッドの上で緊張するなか、一人目の試験者が部屋に入ってきた。
もちろん試験者は声を出すことを禁じられている。
咳をしてもいけないため、慣れないほどの激しいフェラは避けるべきであった。

一人目の試験者がベッドに上がり、スプリングが沈みこむ。
まだ萎えている肉棒をそっと掴まれ、レロレロと優しく舐められる。

トップバッターは萎えた肉棒からスタートしなくてはならないハンディキャップがあるが、逆に最初の刺激は贔屓目に気持ちよく感じる。
従って最初が完全に不利ということはない。

不利どころか、むしろ最初の試験者は最大のハンディを回避することが出来る。
射精後のターンだ。

一度射精してしまえば直後の責めはくすぐったさが勝り、気持ちいいというものにはほど遠くなる。