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大魔王の子を孕みます
第15章 島



止まらない…。

全身に押し寄せる快感が止まらない。

ほんの少しライズが乳首を撫でただけでオーガズムを感じちゃう。


「気持…ちぃっ…ぃいっ…。」


悲鳴に近い声が出る。


「いいか?」


俺の乳房を握るライズが聞く。


「素敵…、ライズ様ぁ…もっと…。」


終わらない快感に溺れる。

頭が痺れて意識すら保てなくなって来る。


「そろそろ出してやろう…。」


ライズが俺の子宮にちんぽをグイグイと押し付ける。


「出して…、シロの中にいっぱい出して…。」


温かいものがお腹を幸せでいっぱいにしてくれる。


「あーっ…。」


最後の歓喜の声を上げる。

身体中がしばらくビクビクと震えてた。

その身体にライズが口付けしながら優しく抱き締める。

手と足に付いた錠が外される。


「疲れただろ?おやすみ…。」


そっと俺の額にライズが口付けをすれば魔法にかかった俺の意識が眠りにつく。

目を覚ますとライズの姿はなかった。

服が無いから落ち着かない気分で家の中を探索する。

ライズの姿は何処にもなく、シャワー室を見つけたから熱いシャワーを浴びて夕べの汚れを落とす。

ざっとシャワーを浴びたら壁に掛けてあったバスタオルを身体に巻き付けて再びライズを探す。

リビングルームのような部屋のテラスの向こう側には綺麗な海岸が見える。

その海岸の方に瞳と同じ色のパレオを腰に巻いただけのほぼ裸のライズが居る。

テラスからライズに向かって駆け寄る。

今の俺はほんの少しでもライズとは離れたくないという気持ちでいっぱいだ。


「起きたか?」


両手を広げて駆け寄って来る俺をライズが迎え入れてくれる。

ライズの腕の中に収まれば不安な気持ちが安らいで来る。


「何処に行ってたの?」

「シロの食事の用意をしてただけだ。」


海岸に敷かれた大きなマットレスの上に木の板があり、その上に乗せられた食事が並んでる。


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