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大魔王の子を孕みます
第3章 テラス



クスリとライズが馬鹿にしたように笑えば、顔中が熱くなり耳まで真っ赤にしてしまう。

静まれ…。

俺の心臓…。

爆発しそうな鼓動をライズに聞かれたくない。


「なら…、服を脱いで…、何をしようとしてた?」


耳元でライズの囁き声がする。

フッとかかる吐息に俺の身体が勝手にビクンと反応する。


「あ…、暑かったから…、脱いでから寝ようと思ってたんだよ。」

「私のベッドでか?やはり私を誘う気だったのか?」

「なっ!?なんで俺がお前なんかを…。」


ライズに顔を向ければ


チュッ…。


と俺の頬でリップ音が鳴る。


「止めろ!気持ち悪い…。」

「気持ち悪い?私の寵愛が気に入らぬか?」

「寵愛ってなんだよ!?全く意味わからんし。大体、なんで俺は美少女メイドになってんだよ?」


俺の質問にライズがクックッと笑い出す。

背筋がゾクリとする。

大魔王特有の闇を象徴したオーラがライズを取り巻く。

これが始まると俺の身体が硬直して、そこには恐怖しか残らない。


殺される…。


その言葉に支配されたかのように俺の足が震え出す。


「怖がらなくて良い。私はお前を可愛がってやりたいだけだ。」


ライズから闇のオーラが消えれば金縛りから解放される俺は大きく息を呑む。


なんなんだ?


またしても失禁寸前まで追い詰められた俺はライズに口答えする気力を失くしてた。


「お前の立場を明確にしてやろうね。シロ…。」


いつまでも座り込んだままの俺をお姫様のように抱き上げるライズが俺の額に口付けする。


「俺の立場…?」

「そう、お前は今日から私専属のメイドだ。私だけに仕え、私に身も心も捧げるメイドだよ。」


俺が美少女メイドに変身したのはライズが原因だと悟る。


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