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大魔王の子を孕みます
第5章 初夜



チュッと頬でリップ音がする。


「シロは良い子だ。」


俺を褒める優しい声がする。


「これ…くだしゃい…。」


俺はそうやってライズに服従する。

ライズの愛撫に負けた俺の身体を軽々とベッドへ伏せさせて尻だけをグッと持ち上げる。


「あぁっ!」


後ろからライズが俺の身体へと侵入し、俺はベッドのシーツを握り締める。

うなじにライズが口付けする。


「可愛いね…、シロ…。」


ゆっくりと腰を上げ下げしながらライズが俺を責めて来る。


「んっ…んっ…、あぁ…、凄い…。」


夕べよりもハッキリとライズとの繋がりを感じる。

暖かくて生々しい感触を膣でちゃんと感じてる。

揺れる乳房がベッドに乳首を擦り付ける。

小さなお腹がいっぱいになるまでライズのちんぽが勃起する。


「あぁん…素敵…。」


大魔王の寵愛って気持ち良過ぎて堪らない。

癖になりそうな快感…。

ピンク色のお花畑が頭いっぱいに広がる幸せ…。

愛されてる…。

そう信じてた。

俺はライズに孕まされる。

そして、この世界でライズの隣に寄り添う女王になる。

魔族は嘘を言わないとライズは言った。

だから、その言葉を信じてライズに身を捧げる。


「あぁん…あっ…。」


俺が感じる場所をライズはわざと生殖器で突き上げて責める。


「いい…、イクの…。」

「シロは…、私を好きか?」


何故か毎回ライズが確認して来る。

俺が抱かれるなら好きな男じゃないと嫌だとか言ったからか?

意外とライズって小心者?

俺が答えるまでライズは焦らすようにしか動かない。


「好きだよ…、ライズがいっぱい好き…。」


そう言えばライズが俺の身体の奥まで一気に突き上げる。


「あーっ!もっと…。」


夜のままの朝からライズに身も心も捧げて歓喜の声を上げ続ける幸せな時間が永遠に思えた。


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