この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕾は開き咲きほこる
第23章 告白

「それが、課長から頼まれた事だったとしても、羽間さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました」

こんな風に男性とふたりで自分の気持ちを伝えることができるのも、昔の私からしたら想像もつかなかった事だった。
本当に感謝している事を伝えたくて正直な気持ちを言葉にすると、羽間さんは少し恥ずかしそうに照れていた。

「うん。……こんな事言うのもなんなんだけど、初めはさっ。課長に頼まれたから仕方なく話しかけてたんだ。なんでわざわざ俺が?って正直思ったし、話しかけても返事しかしない坂上さんにうんざりした事もあった」

「……ですよね」

改めて言葉にされると、それだけ煩わしかったんだと落ち込んでしまう。
だけど、当時の私はそう思われても仕方がないほど話もしなかったし声をかけられるだけでも怖がっていた。
そんな私に根気強く話しかけてくれたのは羽間さんで、それだけで面倒見が良いのは伝わってくる。

/607ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ