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第9章 チャプター09

　郁美の膣洞が男の逞しすぎる肉竿に馴染んでしまうと、それが郁美のすべてをずぼずぼと充たしていることに、躰の芯まで痺れるような快感を得てしまった。もう、後戻りすることなどできない感覚に貫かれ、郁美は何も考えられなくなっていった。郁美は女として、男に従わされていることに、これ以上はないほどの至福を感じてしまった。
「あぁ～あッあ、あ、あフン、も、もうーーく、来るゥ、来ちゃう！」
　切羽詰まった郁美の声とペニスを締めつける膣襞の運動に、男は絶頂が近いことを悟ったらしい。
「逝くのか。よし、俺も出すぞ。お前のおまんこ、もうすぐ精液でいっぱいに満たしてやるからな」
　男の言葉に、悦びに浸りきっていた郁美ははっとさせられた。
「い、いや。中出しは駄目。私には、夫がいるの。だ、だから、外に、お願い」
　哀願するが、そんなことをしても、男の抽送がより、激しくなっただけだった。
「人妻がどうして、こんな姦通公園に来ているんだよ。口だけなんだろう」
「そんなこと、なっないです。お願いです。中出しはやめて」
　が、今度ばかりは男も郁美の願いを聞き届けることはなさそうだった。腰に手を当て、力強くペニスをグラインドさせた。膣襞が男のもので擦り上げられ、肉の悦楽が再び、郁美を呑み込んでいった。
　男の言う通りだった。こういう評判の公園に、しかもセックスをして下さい、と言わんばかりの格好をしていたのだ。どんな言い訳をしたって、通用するとも思えなかった。
「ご、ごめんなさい。隆一さん。わ、私、孕んじゃうかもし、しれません」