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あの時のあの人
第4章 恋心
最後の夜なのわかっていたから、一緒に寝たかったから布団をくっつけて敷いた
後はリビングに戻って気持ちを伝えるだけ
リビングに戻っても気持ちを伝えられる訳もなく……
ビール飲んで寝ることに……
部屋に行こうとした彼に抱きついた
「好きです。抱いてください」
抱きついた私を離して
「ごめんなさい。俺は君を抱くことはできない」
「嫌いですか?」
「嫌いじゃないけど……」
「私は貴男にずっと抱いてほしかった。今夜限りでも良いから抱いてください」