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第6章 彼に愛されて

彼の物が……
「あっ　ぁぁあ～　昭禎さん～ありがとう…」
１０年間、想い続けて本当に良かった
出逢えて本当に良かった
あの時、私が取った行動は正解だった

１０年間のことが走馬灯のように……
涙が止まらない

「楓ちゃん？」

「大丈夫。ずっと好きだったから嬉しくて……
ねぇ～　たくさん抱いて　たくさんたくさん愛されたい」

「俺も嬉しいよ。こんな俺のこと１０年間も待っててくれて……
絶対に幸せにするからね」