この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater53.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
瑠璃色
第12章 瑠璃色の中へ…
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
コトッ…
「…?」
「これっ…誕生日のプレゼント!」
「開けてもいい?…ヘヘヘッ、何だろう…」
「気に入ってくれたらいいけどなっ」
「えっ?…お月…さまっ?」
「うんっ…月の土地…買ったんだ…」
「月?…月の土地?? えっ…何、それ?」
「知らなかっただろ? ハハハッ…
俺も全然知らなくて…だけど、瑠璃にはピッタリの
プレゼントかなってな!」
「すごい、すごい! うわーっ…月の地図もある…
オーナー…カード?権利書?…何これ、すっごい楽し
いっ!夢があるよねー…フフフッ
直人さん…素敵なプレゼント、ありがとう…」
「俺、前にも話したと思うけどさ…
いつか、まだまだ何十年も先だろうけど、民間人も
月旅行が出来る日が、きっと来る…
その時、俺は、綺麗に広がる瑠璃色の中で、瑠璃の事
抱きしめたい…そして、俺達二人の、月の土地を探そ
う!この地図を持ってさ…」
「クスクスッ…私も、本当の…本物の瑠璃色を見たい…
直人さんと一緒に。
そして、瑠璃色の中で、永遠の愛を誓いたい//////
その時は、やっぱりおじいちゃんとおばあちゃんだろ
うけどね…長生きしなきゃ!
直人さんと、本当に行けたらいいなぁ…」
「あぁ…きっと行ける!二人で一緒に行こうな!!」
![](/image/skin/separater53.gif)
![](/image/skin/separater53.gif)