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瑠璃色
第7章 duplicate key


ドアを開け、玄関に入ると…ギュッ…
後ろから、強く抱きしめられる。

直人さんの顔は、私の真横にあって

「充電…クスクスッ…」

耳元で囁く言葉に、私はゆでだこっ/////

ほっぺにチュッ…
首筋にチュッチュ…
腕の力を緩めれば向き合い、また抱きしめられる。

「最近ずっと、ゆっくり会えなくてごめんな…」
「うん、大丈夫!忙しかったんだもんね…
直人さん、いつも杉本さんと二人、慌ただしくして
たし…今日、こうやって会えたから、もう、それで
いい」

背中に回す手に、力が入る。
頭にチュッ…

「瑠璃…/////」

おでこにチュッ…
鼻先にチュッ…
まぶたにチュッ…

目が合えば、直人さんの優しく笑ってる顔。
自然と目を閉じ、唇が重なりあう。

「よしっ!部屋に上がるぞ!!」
「へっ?!…クスクスッ…」
「ハハハッ…」



「瑠璃と出会ってから、もう一年になるんだなー…」
「そうですねっ…」

「プッ…何、敬語? 二人の時は敬語ナシだろ?」
「へへっ…うんっ…/////」

「秀も瑠璃も、二人本当によく頑張ったよ。
まっ、教育係がよかったんだろーな! ハハハッ…」
「きっと…うんっ…きっと、そう…かな? フフッ…」

「おぃ!!」
「「ハハハッ…」」




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