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アンケートから生まれた Love story
第8章 2人の夜と、秘密


「力入り過ぎだよ」


声が出ないように、唇に押し付けた私の手を外して
自分の指と絡めたタカくんは、息ひとつ切れていない。


「深呼吸して」
「……ん、…」
「そう、いいこ」


目の焦点が合わず、ボーっとしてしまうけど
スカートのファスナーが外された感覚で、意識を戻された。


「……!」


暗闇に慣れてきた私の目に、上半身だけ脱いだ彼が映る。


わ、凄い…
細いのに腹筋しっかり割れて、彫刻みたいに綺麗。


思わず見惚れてしまったけど
視線を誘導するように、手に持ったスカートを床に落とされた。


「……っ」


今、私が身にまとっているのはレースのショーツだけ。
ワザと残して、タカくんが私の片膝を立てた。


「…ん…っ」


開かれた脚の間で、布越しになぞる指。

下から上に、ゆっくりとSを描くようにして
最後に中心の前にある、敏感な蕾で

彼の人差し指が止まった。


「あ、…ん、あ…っ」


ぶっくりと膨れた蕾を擦られて
鎮めた体が再び熱く伸し上げられる。


こんなの……少しだけ触れられているだけなのに

どうしてこんなにも、私の体は悦んで反応するのだろう。





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