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第3章 テニススコートの履いてない少女。

最低限の舞台装置が一気に明るくなった。

俺は過去の学校にいた。

テニススコートで立つリコ。
大人っぽい。

「下着履いてないの」と淡々としたリコ。

「これでランニングしてみろよ」と俺。
リコは白いアンダーウェアと白いテニススコートのまま、ランニング。

「うおー、ケツやスジ、マン毛まで見えるぜ」と俺。
戻ってくるリコ。
「これでいいの？
ご主人さま」

「もちろんだ」