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透明人間になって私の初体験を見届けてくれます?
第1章 幼なじみからの頼み
「あたし、土曜日、彼氏とセックスするの♡おにいちゃん、見届けてくれる?」
今年中2になる幼なじみの女子のサヤから、そんなことを頼まれたのは、夏休みの前日。
「ええー?」
僕は、驚いた。
いや、驚いたのは1つのことではない。まず、サヤに彼氏がいるなんて、初めて聞いた。
次に、サヤが彼氏とセックスをするような関係なことに、驚いた。
そして、その初体験を他人に見届けさせるという前代未聞なことに、驚いた。

なお、僕はサヤに対し、特別の感情…つまり恋愛感情を持っていない。僕は、サヤを3つ年下の幼なじみとしか認識していないのである。
「おまえ、彼氏いたのか?俺でさえ、彼女いないのに」
と思わず言うと、サヤは
「えっへん!ブサイクなおにいちゃんと違って、あたしは美少女なんですッ!」
とふんぞりかえった。
まあ、僕がブサイクなのは僕自身十分に承知しているので、反論はできない。サヤの彼氏は、1つ上の中3らしい。

「しかしなあ、おまえ、まだ中2で、彼氏とセックス!?いくらなんでも早過ぎだろ?」
サヤに彼氏がいること自体は、しかたない。問題は、これなんだ。
「早過ぎじゃないよ?友だちでも体験してる子、いっぱいいるよ?」
「ほんとか?ウソつかれてるぞ、おまえ」
と諭したが、サヤは友だちの言葉を信じて疑わないようす。

しょうがない、彼氏とセックスでもなんでも勝手にしてくれ。
ただ、それをなぜ、俺が見届けなくちゃならないんだ!?
「だって~♡不安なんだもん~~♡」
不安なら、セックスしなけりゃいいのに…。
「あたしの彼氏~♡超絶イケメンなんだけど~♡」
はいはい、おのろけ。
「セックスは初めてらしくて~♡うまくいくかどうか心配なの~♡だから~、おにいちゃんにそばで見ていてほしいの~♡そしていざというときは、フォローしてほしいの~♡」
フォロー?
「ねえ~♡お願い~♡おにいちゃん~~♡」
サヤは、背が低くて細身で、超絶美少女である。そんな美少女、しかも幼なじみからの頼みを、僕は無下にできない。
承諾した。

「それで、どこで見てたらいいんだよ?隣の部屋か?」
「隣?それじゃ、見えないよ~♡ラブホだし~♡」
え?ラブホでセックスするのか?中学生のくせに?
「ワイドベッドの部屋を選ぶから~♡透明人間になって、ベッドの上に載って傍でサポートして欲しいの~♡」
えっ??
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