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夏だ!裸島へ行こう!
第3章 大2コージ(VS中3サキ・中3ナツ)
『よし!今年の夏は、遊ぶぞー!』
前期試験が終わり、俺は、夏休みの計画をいろいろと夢想した。
しかし…。
金欠だ。遊ぶには、カネが要る。
ということで、俺は、バイトをすることにした。

7月1日の午前8時、俺は、港で船に乗った。
目指すバイト先は、船で5時間もかかる絶海の孤島である。とんでもなく不便な場所だが、1週間勤めると100万円という破格の実入りだ。(ただし、24時間勤務らしいが)
バイト内容は
<女子中高生の学習指導>
という名目で募集されていた。俺も最初は、家庭教師か塾講師だと思っていた。
書類選考で提出する紙に
<あなたはオナニーを1日に何回しますか>
<あなたは巨乳好きですか?貧乳好きですか?>
<あなたは童貞ですか?>
などという項目があるのを見て、驚いた。

俺は、オナニーはほとんどしない。巨乳も貧乳も、いける。そして、童貞ではない。
オナニーをしないのは、日常的に女子とセックスをしているから。特定の彼女は、いない。
しかし俺は、いわゆる遊び人ではない。
<犬も歩けば、棒に当たる>
感覚で、ゆきずりで知り合った女子や、偶然話をした女子たちと、しぜんにそういう関係になる。べつに遊びというつもりは、ない。その時その時が、真剣マジである。

書類選考に合格すると、1枚のカードキーを渡された。
「これを持って、裸島に出頭してください」
裸島という言葉を聞いて、俺は、バイト内容を察した。
『こりゃ、大変だ』
俺は、前期試験の勉強をしながら、バイトに備えチンポの研鑽と性欲の喚起に努めた。
なにせ、24時間フルタイムでセックスをしなくちゃいけないのである。
蛇やトカゲのエキスや、チーズの塊や、朝鮮ニンジンなどを買い込んだ。勃起薬は、妊娠性病を防ぐ新薬と効能がぶつかるというのでダメだった。

乗船すると、入口でその新薬を1粒、渡された。
食べた。美味しい。グミのようだ。
船が汽笛を鳴らし、出航した。
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