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夏だ!裸島へ行こう!
第2章 高1めぐみ(VS高1シンジ)
パネルから離れ、部屋の中を見渡した。
窓が大きく開き、明るい部屋。
そして、部屋の中央に置かれたダブルベッド。

ふと見ると、ベッドの周囲に高さ50センチほどの板囲いが。
<ベッドを使うときは、これを引き上げてください>
なにげにその文字を読んで、手で引き上げた。
「あ…、これは」
それは、高さ1メートル50センチくらい、ちょうど顔の辺りまで引き上げられたベッドの縦幅、横幅と同じくらいの大きさの全面鏡だった。
ごくり。
またまた生唾が、口の中に湧いた。
男子とセックスをする時、それが鏡に丸映り。めちゃくちゃエロい仕様だ。

そしてもう1つのことを思い出して、またまた生唾が湧いてきた。
『わたし、なんて破廉恥なメッセージを入れたんだろ?今すぐ来て、セックスして、なんて…』

しかし、強い性衝動が、その恥ずかしさを吹き飛ばす。
思わず、ベッドに乳尻裸でごろん!と仰向けに寝ころんだ。
「シンジ~~ッ♡セックスして~~~~~ッ♡」
乳房を揺さぶり、腰をくねらせて、絶叫していた。

ポーン。
ドアが、鳴った。
<1番男子シンジのカードキーが差し込まれました。ドアを開きますか?はい、いいえで発声してください>
メッセージを返してから、まだ3分しか経っていなかった。
「はいーっ!!!」
ほとんど絶叫で、答えた。

ドアが開き、写真そのままの姿のシンジが室内に入ってきた。
「こんにちわ…。よろしくお願い…」
と言いかけたシンジは、ベッドの上のわたしのあられもない様子を見て、あっけにとられた。
「シンジ~~~ッ♡セックスして~~~ッ♡わたしの上に載ってきて~~~ッ♡」
わたしは、一世一代の大絶叫をしていた。
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