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瀬音とボクとよしみくん
第13章 一人で○
あれから……


ボクがお見舞いに行くときには、ボクが瀬音くんの体を拭くようになり、やがて、それは三日おきの頻度になっていった。


そして、もちろん、毎回、アソコもキレイにしてあげる。


今までは、めったにできなくて、我慢できないときなんかは校舎の陰でやったこともあるのに。
それが、今では三日に一回に。


もう、ずっと治らなくていいとさえ思う。


はじめは病室でなんて、いけないことだとは思っていたけれど、でも、だんだんと慣れてきてしまっていた。


だって、お風呂に入れないんだから、しょうがないよね。


自分でできないんだもん。
性欲をためすぎるのだってよくないよ。


ボクは、あくまでその手伝いをしているだけ。


そう自分に言い聞かせてしまう。


ドアに札をして、カーテンをすれば、誰も入ってこない。
もしも、入ってきたとしても、体を拭いていたと言えば、大丈夫。
おかしくはない。


ボクは、毎回、女の子の格好で瀬音くんに会いに行く。


自分でも、かなりうまく化粧ができるようになった。


瀬音くんは、そんなボクに毎回照れてる。


かわいいって聞くと、顔を赤くして、かわいいって答える。


これが、ずっと、続けばいいのに……
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