この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
瀬音とボクとよしみくん
第33章 マリアの約束
「ダメだよ」


「あ?」


瀬音くんが止まる。


だって


「……いいの?」


ボクで?


「あぁ?」


マリアちゃんとの噂が頭をよぎる。


マリアと瀬音くんは付き合っている。


そして駆け落ちしてるって。


それは夢じゃない。
現実だ。


その不安が夢に出たんだ。


だから、マリアちゃんに悪い、というよりは、瀬音くんの気持ちがボクにないままじゃ嫌だから。


マリアちゃんのことが好きならボクは……


「あ? あぁ、あの噂のことか? あれは……」


瀬音くんの次の言葉が怖い。


聞きたくない。


「……まったくのデマだから」


「え、本当に? だって……」


二人で仲良くしているところを何度もこの目で見たし。


あのイチャイチャした姿はとてもデマとは……


「本当にデマなの?」


「デマだって。てか、その噂は俺が流したんだからな」


「はぁ? どういうこと?」


意味がわかんない。


瀬音くんが噂を流した?


「なんで?」
/461ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ