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第37章 おまけ④　里見ミツハの場合▽

「ね、この、おちんちんを、このお尻に……」


私は歩くんのおちんちんを握って、翼のお尻まで、エスコートする。


それはまるで、何かの家具でも組み立てかのように。


ネジを穴に差し込む。


「ほら」


うんっ？
うまく入らないわね。


翼のお尻はピタッ閉じている。


なんでよ。
マンガだと、すんなり入っているのに。


こじ開けようとしたら……


「げっ、汚なっ、入っちゃった」


歩くんの精子が潤滑油のようになったみたい。
指が、なんと、お尻の穴に。


気持ち悪すぎる。
すぐに引っこ抜く。


「はぁんっ」


翼が声を出す。
だから、気持ち悪い声をだすなって。


でも、本当に感じてるの？
お尻の穴なのに？
本当だったんだ。


もしかしたらマンガのなかだけの設定かと思っていたのに。


いずれ、私もBLマンガを描いてみるつもりだ。
だから、これは勉強も兼ねている。


本物を見るには絶好のチャンス。