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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第4章 素直な心
その名前に…足を止めた訳じゃない
オレらを追ってきたタクミが
オレのブレザーを
後ろから思い切り掴んでいたんだ
『葉月さんが大変なんだ・・・っ』
『・・・』
『おいおい…タクミ?
なんだよ?でもってどうした?
お前・・・〃ソレ〃』
『ぼっ…ぼくのせいで!!
ぼくのせいで…葉月さん』
『・・・?』
オレよりも先に足を止めて
振り向いたカズマの声色が変わっていた
そして、ようやく
オレも振り向いた
『・・・・・・タクミ?』
タクミの目の上には
デカイ痣が出来ていて・・・
『滝川くんっ・・・お願い助けて』
泣きべそかきながら
オレの裾を引っ張り続けるんだ。
『ぼくのせいで・・・』
『いや・・・タクミ
だから、なんだってんだよ?』
状況の良くわからないそれに
正直動揺していた
『は…葉月さんが・・・っ
この間の先輩たちに呼び出されて
校舎の裏に連れていかれたんだ・・・っ』
『・・・』
〃・・・・・え?〃
オレらを追ってきたタクミが
オレのブレザーを
後ろから思い切り掴んでいたんだ
『葉月さんが大変なんだ・・・っ』
『・・・』
『おいおい…タクミ?
なんだよ?でもってどうした?
お前・・・〃ソレ〃』
『ぼっ…ぼくのせいで!!
ぼくのせいで…葉月さん』
『・・・?』
オレよりも先に足を止めて
振り向いたカズマの声色が変わっていた
そして、ようやく
オレも振り向いた
『・・・・・・タクミ?』
タクミの目の上には
デカイ痣が出来ていて・・・
『滝川くんっ・・・お願い助けて』
泣きべそかきながら
オレの裾を引っ張り続けるんだ。
『ぼくのせいで・・・』
『いや・・・タクミ
だから、なんだってんだよ?』
状況の良くわからないそれに
正直動揺していた
『は…葉月さんが・・・っ
この間の先輩たちに呼び出されて
校舎の裏に連れていかれたんだ・・・っ』
『・・・』
〃・・・・・え?〃