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第6章 夢をみる・・・

また時には・・・




『あら、おかえり～～♪』





『ただいま、お母さん』


『こんちわ、おじゃまします』






カンナの家に寄って



・・・宿題とかさせられたりね(笑)







迎えてくれるのは

〃お母さん〃…って感じのお母さん



カンナのお母さん





え？・・・おとーさんは？





ははははは





居るときなんか

完全に避けてるに

決まってるっしょ？！(苦笑)






雷オヤジのお父さん
(※オレにだけだろうけど)

に対し

まっっったく真逆の

超・癒し系な

カンナのお母さん





・・・うちの母さんとは

エライ違いだな(笑)なんて思いつつも





それも、まぁそうか




・・・





『おねーちゃぁーーん！！』

『おかえりーー！』




ｷｬｯｷｬｯ、ｷｬｯｷｬｯ・・・と

テクテク走って

カンナの元に飛び込んで来るのは








『清菜(セイナ)…結菜(ユウナ)

ふふっ・・・ただいま』





幼稚園？・・・それと小学生に

あがったばっかり、くらいの

カンナの妹





３姉妹・・・






女の子きょうだい、だもんな





可愛いモンだ・・・(笑)





これが女の子の家庭(いえ)

これが女の子のお母さんだな、って感じ？





オレは、自分のうちとは

似ても似つかない(ま、当然か)

ほのぼのした一家を見て

そんな事を思っていた







カンナとは中々に歳のはなれた姉妹だ

ちっこくて…双子みたいに見える




・・・中々やるじゃんね

あのオッサン(笑)







『セイナ、ユウナ…ほらほら

騒いでないで、ごあいさつは？』






『うん・・・こんにちわ』

『ちわー・・・！』




お母さんに促されて

照れくさそうに挨拶する姉妹



・・・かわいい(笑)








『おねぇちゃん、あそぼ！』

『おにーちゃん！』






『ぇ・・・あ～、ちょっと二人ともぉ』


『こらこら…お姉ちゃんたちはお勉強よ』






カンナの兄弟に

〃お兄ちゃん〃とか呼ばれちゃってさ




意外と馴染んだりしてね……オレ

(笑)